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企業を退職しカート屋さんに…管理人の活動記録です。

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  • タイヤテストin茂原

7月の27、28日と千葉県の茂原ツインサーキットで行われたダンロップのタイヤテストのサポートに行ってきました。
DUNLOP

タイヤテストとは、全日本選手権SuperKFクラスで使用するタイヤの開発の一環で、実際レースが行われるコースで試験走行を行うものです。
タイヤメーカーがコースを貸しきってテストを行うのですが、そこに同じメーカーのタイヤを使用している選手が呼ばれて練習走行をさせてもらえるのです。
ガレージCからは地方選手権に参戦している4名が参加しました。


貸切でタイヤテストをするのになぜわざわざ一般のカートも呼んで走行させるのか?疑問に思う方も多いと思います。
答えを先に書いてしまうと、路面の掃除をさせる、路面をつくる役目をしてもらうために一般のカートを走らせているのです。
多くのカートが走れば走るほどレーシングライン上は埃やごみがなくなってキレイになっていきます。そしてライン上にタイヤのゴムがのって”路面ができている”状態になります。
レースの週末は参戦するカートが練習に来るので決勝日には路面はかなりゴムが乗ります。
その状況で性能を発揮できるタイヤを開発しなければ意味がないわけです。
路面ができている状態に近づけるために一般のカートに走ってもらってゴムを乗せるのです。

F1などでも路面とタイヤの関係はよく解説でも話していたりします。
F1ではレースの週の金曜日から練習走行が始まります。練習走行は全部で3セッション有り、金曜日に2セッション、土曜日に1セッションと予選、日曜日に決勝が行われます。
練習走行のタイムを見ると金曜日の1回目のセッションと土曜日の3回目のセッションではまるでタイムが変わっています。
これは路面がどんどんきれいになってゴムが乗っていることの証明でもあります。

ちなみにカートではゴムが乗ってくると逆にタイムは落ちてきます。
ゴムの上ではカートのタイヤはヌルヌルとすべる感じになってしまい、適切なグリップを発揮できません。
この状態のことをよく”路面が重い”と言います。
路面が重い状態でも速く走れるドライバーがレースでも強いドライバーです。
地方選手権も含め、選手権に参戦した初年度はたいていこの重い路面に苦しめられます。
重い路面の攻略こそカートでステップアップしていくための肝だと思います。

話は変わりますがこのタイヤテスト、メーカーがコースを貸切にしている中で走らせてもらうことになります。したがって要は間借りしているような状態なわけです。
メーカーはタイヤのテストがしたいわけですから、もちろんテストドライバーの走行は邪魔されたくありません。
せっかく呼んでもらって、ある程度路面ができる状況下で走らせてもらえるわけですから、我々としても貴重な機会であることは言うまでもありません。
ドライバーとして速く走ることも大切ですが、常々思うのはそういうことまで頭を回せる人間が強いのだろうなと感じます。
確かにタイヤテストという機会を最大限利用することは必要ですが、それによってタイヤメーカーからの評価を落としていては本末転倒なのではないかと。
自分がどこに向かいたいのか、そのためには何が必要なのかということを常に意識して欲しいものです。
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